9/25 ウブド到着!

6時起床。昨夕、フロントで洗濯に出したTシャツ・ズボン、朝には出来上がっていると思ったら、湿った状態でテラスに干してある。急いで朝日が当たるところで乾かす。8時朝食。バリ島ではどのホテルも朝食付き。テラスで記念写真を撮って出発、10時半になってしまった。とても雰囲気のあるホテルで日本円にして2800円くらいです。

 

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5キロ走ったところで交通規制。祭礼が行われているのか、寺院の前には人だかり。中からガムラン演奏が聞こえてくる。自転車を止め寺院の中を見せてもらおうと門の階段を登ったところで、腰巻がないからこれから先はダメだと静止されてしまった。(その後、道中何度もお祭り風景に出会う。)14km地点、海岸添いの屋台で小休止。ヤシの実のジュースを飲む。12時を回っていたのでここで昼食にする。肉団子の入ったスープとナシゴレン、とても美味しい。

 

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屋台から500mほどにあるゴア・ラワ寺院に立ち寄る。直ぐにサロン売りに囲まれる。腰に巻けば無料で寺院内に入れると思い、サロン2枚、100,000ルピア(千円)で購入したが、拝観料を別に徴収された。サロン(腰巻)の上にスカーフを巻いてもらい寺院に入る。境内の薄暗い洞窟には無数のコウモリが飛び交っている。その近くでは大人数のバリ人参拝客がお祈りの最中だった。

 

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寺院をバックに記念写真を撮ってもらおうとバリ人に声を掛けたら何と「チャリンコで旅行中ですか」と日本語で返事が返ってきた。1994年から6年間、鹿児島で家具職人として働いたことがあり、そのお蔭で家を建てることができ結婚することができ、日本の皆さんに感謝していますと話してくれた。ウブドの近くに住んでいるので是非家に寄ってくれと電話番号を教えてくれた。今日はこの寺院で一族100人が集まってのセレモニーがあるのでその運転手役を務めているという。ということは先程大勢の人が境内でお祈りをしていたがあの人達がファミリーだったのだ。これからブサキ寺院に皆で向うそうだ。

 

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ゴア・ラワ寺院から10km先のスマラプラ王宮跡に向かって走っていると突然、後輪からバッグがガサガサ引きずられる音がする。何事が起ったかと自転車を急停止。後輪に取り付けてあるキャリアの一方のネジが外れて、キャリアに装着したバッグが地面に落ちていた。20kgのバッグの重さに耐え切れずキャリアの一方の留め金具が外れ曲がってしている。幸いにもう一方の留め金具は無傷。外れた金具をヒモでフレームに括り付けてキャリアを固定する。何とか無事に走れそうである。

 

15時スマラプラ王宮跡に到着。拝観料を払って中に入ると早速サロン売りのおばさんに囲まれる。既に買ってしまったと現物を見せると、もう一枚どうだとまとわりつく。断ると3枚100,000ルピアでいいと言う。先に2枚100,000ルピアで買ってしまったが、もっと値切ればよかったなと後悔。池の中に浮かぶように建てられた建物や裁判所として使われたとされる建物の天井には様々な絵が描かれていて見ていて飽きない。

 

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16時、20km先のウブドに向けて出発。途中、ギャニャールの町に入った辺りから道路は渋滞が激しくなり、ウブドの町に入ると更に渋滞が激しくなる。地図アプリ、maps.meに宿の大体の位置を登録してあるが中々捜し当てることができない。周りの店の人に何度も訊きながら、19時ようやく見つかった。人通りの多い道に面しているが小さな看板に宿の名前が書いてあった。

 

シャワーを浴びて20時食事に出る。到着時の人混みはどこへ行ったのが人通りはめっきりと減っていた。サラダに、シーフードカレーとピザ、そしていつの大瓶Bintangビール。21時食事を済ませて通りに出ると薄暗くて人通りは少ない。ミネラルウオーターを買い宿に戻る。途中、何度もタクシーはどうかと暗がりから声が掛かる。

 

 本日の走行距離48km