4/21 釜山

晴。9時、国際ターミナル前は韓国人団体観光客で一杯だ。夕方16時発、釜山行きの高速船ビートルの予約をする。宿に戻り、ネットで釜山での宿探し。チャガルチ市場近くのゲストハウスを予約。チェックアウトを済ませホテルのロビーでネット検索していたのだが、11時から韓国人団体さんが食事に来るので席を空ける。しばらくして続々と老若男女の団体さんがやって来た。その数、その威勢のよさに圧倒される。

 

現場を切り盛りしているのは60過ぎのおじさん・おばさん、若者は都会に行ってしまい親を呼び寄せるケースも増えていると聞いたが、この先10年20年大丈夫か、どうなるのだろうと思ってしまう。

 

出港まで時間があるので、島の高台にある韓国展望所へ行ってみる。アップダウンが続く道だ。対馬どこを走っても立派な舗装道路が延びている。トンネルも多い。しかし田舎で歩いている人に出会うことはあまりない。

最近はその公共工事も随分と減ったそうだ。韓国展望所から気象条件が良ければ釜山の街並みが望めるそうだが残念ながら全く見えなかった。日本人観光客は、最近下関から転勤になったというカップルだけであとは全て韓国人観光客だった。

 

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   左の小高い丘の頂上に豊砲台跡が残されている

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   韓国展望所へ続く道

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   韓国展望所から釜山方面を望むが、霞んで全く見えない

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16:00定刻比田勝出港。釜山まで運賃7800円(自転車手荷物有料)。ほぼ満席、そのほとんどが韓国人。17:10釜山着。8年ぶりの釜山。旅客ターミナルとその周辺は様変わり。場所も移転していた。その発展ぶりに目を見張る。ATMでキャッシング、何度やってもダメ。隣りの銀行で日本円3万円をウオンに替える。

 

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   ビートル号   

 

自転車でゲストハウスまで走ろうと思ったが、観光案内所でトラックが行き交い危ないので、シャトルバスで地下鉄中央駅まで行きそこから自転車にした方がよいとすすめられる。地下鉄市口でバスを降りる。何度も通ったはずだが全く記憶が蘇ってこない。地図を頼りに走り出す。

 

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   広い道路でとても自転車で横断できそうにない 

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   エレベータで反対道路へ渡る

 

ゲストハウス近くで道を訊いたおばさんが親切にも電話で場所を調べてくれ、宿まで案内してくれる。道が複雑でとても一人では探し当てることは不可能だった。綺麗なゲストハウス。8人ベッドだが他に泊り客はいないので部屋を独り占めだった。

 

宿の周りは国際市場の近くでお店が立ち並ぶ人通りの多い一画。夕食は屋台でトッポキとジヂミを食べる。ゲストハウスの従業員、若いお兄さんで日本語が話せる親切な人。日本にも行ったことがあるとのこと。

   

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   大勢の人が行き交う

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(宿泊:釜山 ゲストハウス the local 16,800ウォン+5,000ウォン(朝食) 自転車:21km)