9/23 ガムラン演奏に感激

7時半朝食。宿泊客が少なそうなのでボーイさんに訊いてみると6月~8月が最も観光客が多いのだそうだ。またバイクは17歳から乗れるそうだ。写真を撮ったりしていたら9時45分出発になってしまった。

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本日の目的地、トゥランベンまではフラットな道なので気が楽だ。8キロでシガラジャの町に入る。オランダ植民地時代の雰囲気が残る町と書いてあるが車の往来が激しくて、とてものんびりと走ってなんかいられない。シガラジャの町から8キロ先、幹線道路から300mほど入ったところにあるレリーフが美しいことで知られているベジ寺院に立ち寄る。寺院の門から先は腰巻(サロン)がないと入れない。門のところで10,000ルピア支払って腰に巻いてもらう。龍や花柄のレリーフが彫られているのだがその中にオランダ兵(?)と思われる者が楽器を持っているものもある。さらに東へ5キロいったところにあるマドウィ・カラン寺院にも立ち寄る。寺院に入るとどこからともなく人が現れ寺院の由来等を説明してくれる。最後にガイド料を請求されると断り切れず支払う羽目に。

 

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平坦な道ばかりではない、きつくはないがそれなりにアップダウンがあり。疲れてきたのかトゥランベンまでの道が遠く感じられてきた。16時半、ガムラン(打楽器)演奏が聞こえてきた。その建物の前で自転車を止める。建物の前にいる人に了解を得て中に入り、ガムラン演奏を聴かせてもらう。宗教儀式の最中のようで建物の奥にはたくさんのお供え物が捧げられている。楽団の一人が椅子に座ってゆっくりしていけという仕草をしてくれる。本当はゆっくりしていきたいのだがそんな訳にもいかない。20分ほどでその場を後にする。

 

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17時半、トゥランベンのホテル到着。ちょうどバイクで出かけようとしていた年配の日本人に会う。NHKの撮影仕事でここに40日泊まっているという。他の泊り客はのんびりダイビングを楽しむ欧米人ばかり、1泊して翌朝出発というのは我々だけのようだ。夕食の冷たいビンタン・ビールが旨い。今夜も魚料理に舌鼓を打つ。

 

本日の走行距離78km

 

9/22 のんびりと一日過ごす

 ホテルの目の前が海。沖にはヨットが何艘も停泊している。緑に囲まれ環境は抜群のところにある。今日は休養日、ここでもう一泊だ。9時朝食。テーブルには女性客が一人だけ。宿泊客は少なそうである。午前中、洗濯。

 

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午後から自転車で近くをぶらつく。ホテル前の道路は車の往来が激しい。地球の歩き方に載っているパン屋さんに入ってみた。メニューを見てびっくり。一番安いハンバーガーで1個500円、コーヒー1杯500円くらいする。道路を一本中へ入った海に通じる道はほとんど車走っていない。海の近くにはレストラン、土産物屋が建ち並んでいる。ホテルから歩いて直ぐのところだ。夕食はここで取る。魚料理が美味しい。

 

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     オカリナを吹いています

 

本日の走行距離2km

9/21 サルにバナナを奪われる

8時30分出発。11時過ぎ、27Kmでバリ島北部への分岐点に到着。交通量がぐっと減り緊張感が和らぐ。沿道での果物売りの屋台が見られるようになった。そのうちの一つに立ち寄りミカン10個買う。スカスカで味は今一つだった。だらだらと長い坂が続く。12時を過ぎた頃から、ケメちゃん急に力が入らなくなり堪らず目に入った店でバナナを買う。そこからちょっと走ったところで椰子の実のジュースを売っている屋台を見つけ飛び込む。日本円にして1個150円。

 

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水分補給したところで元気が出てきた。ケメちゃん快調に走っていたが、目に埃が入ったと急停止。後ろを走っていたハード君も地面に足をつけ立ち止まる。突然、一瞬のスキをついて何者かがハード君のハンドルにぶら下げていたバナナ入りのビニール袋をひったくっていく。何と、猿だ。先程買ったバナナを全部奪われてしまった。一瞬の事で唖然。小休止の時のエネルギー補給にと思っていたのに一口も出来ずに奪われるとは!

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地図で見ると海岸線沿いであるが、海からちょっと内陸を走る緩いアップダウンが続く道路で、海は全く見えず周りの風景は今ひとつである。学校帰りの高校生か、制服姿のバイクの一団に出会う。2人乗りも多い、女子の場合は横乗り。ほとんどがヘルメットなし。日本では考えられない。16時を回ると道路は車、バイクで渋滞してくる。バリ島北部Lovinaの町に入ると道路工事の影響もあり、大渋滞。バイクに続いて路肩をすり抜けるようにして走る。

 

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地図アプリ、maps.meに予約したホテルの大体の位置を事前に登録しておいたが、この辺りだろうというかなり大雑把なもの。GPSで現在位置を確認しながら、目的地近くに来たら後は自分の目で捜すしかないのだが、事前登録した位置が目的地と何キロも逸れていると捜すのに苦労する。今回3キロ手前で道路沿いに予約してあったホテルの名前が目に留まった。ラッキー!17時50分、日没近くホテル到着。バリ・マッサージ、1時間(1200円)を体験。これまでの疲れが吹き飛びました。

 

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本日の走行距離104km

9/20 宿の周りは何もなし

 9時出発。青々とした田園風景や村のたたずまいを眺めなら田舎道を走り抜け島の幹線道路に入ると車・バイクの往来が激しくなる。片側1車線道路、反対車線はトラックが多い。反対側車線で追い越しをかけてくる時が怖い。センターラインを大幅に割ってスピードを上げた車が目の前に迫ってくるから恐怖である。思わず左端のガタガタ道へハンドルを切ることもしばしば。アップダウンの繰り返しの道が続く。1時間~1時間半ごとに休みを取りながら走る。

 

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  朝のホテル 

 

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  神への捧げもの

 

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   ホテル前

 

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    タナロット寺院へ通じる門

 

68km地点で上り坂に入ったところでハード君の両足の腿が突然、ピクピクと痙攣を起こし走行不能になる。2、3分は続いたであろうか。初めての経験である。水以外の栄養分が不足していたようだ。ポカリスエットの粉末を体内補給。

 

16時を回ると車の往来が激しくなり、横を走り抜けて行くトラックも増えてくる。18時、ヌガラ郊外のホテルに到着。周りには店もない、寂しいところ。日没になると辺りは真っ暗。200m先にレストランがあると教えてくれた。歩くには遠いかなと思い自転車で出かける。街灯のない真っ暗な道路を車が走り抜けて行くので怖い。500mほど走ってもそれらしきものなし。諦めて帰ろうかと思ったが更に300m行ったところに、飲食店があり無事食事にありつけました。

 

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   16時を回ると道路が混んできます

 

シャワー設備なし、水を浴びて汗を流す。最初は冷たくて水をかけるのも身が引けたが慣れてしまうとシャワーより気持ちがいい。21時就寝。

 

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    慣れるまでにちょっと時間がかかります

 

本日の走行距離93km

9/19 夕日が美しいタナロット寺院を目指す

 9時朝食。自転車の組み立て・出発準備に思った以上に時間がかかる。幸い自転車はどこも異常がなさそうである。今回の自転車旅はバリ島南部、空港から600mの宿泊ホテルをスタートして時計回りにバリ島の外周を一周して、空港から北に30km、バリ芸術の中心地ウブドまで走る計画です。

 

14時、バリ島西部に向かってタナロット寺院を目指し、いざ出発。右側通行と思いきや、日本と同じ左側通行でした。左ハンドルに取り付けたバックミラーを急いで右に取り替える。狭い道路は自動車、バイクで溢れている。久しぶりのツーリングで緊張が走る。それにしてもすごい数のバイクが行き交う。ヘルメットなしも多い。三人乗りも結構見かける。こんな時間帯一体どこへ出かけるの?

 

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         いざ、出発!

 

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      すごい交通渋滞、バイクの数に圧倒される 

 

要所要所の交差点で、スマホにインストールしてある地図とGPSで現在位置を確認しながら走る。これまでの紙の地図を頼りに何度も人に道を訊きながらの旅がうそみたいです。

 

17時タナロット到着。ホテルチェックインを済ませ、歩いて夕日が素晴らしいというタナロット寺院へ急行。ホテルの周りは土産物屋が所狭しと建ち並び、タナロット寺院への参道は多勢の人たちが行き交っている。海辺も夕日を眺めにやってきた人たちで一杯である。18時過ぎ、真っ赤な大きい太陽が海に沈む。回り散策してホテルに戻る。あれだけ多勢の人で賑わっていた参道が、我々が戻る頃にはまばらとなっていました。一斉に観光バスで引き上げた?

 

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    タナロット寺院

   

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   夕日を見に集まった観光客

 

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疲れ切った一日が無事終わり、21時就寝。

 

本日の走行距離25km

9/18 バリ島自転車の旅 デンパサール到着

折り畳み自転車でバリ島一周の旅に出ました。

 

成田13時発の大韓航空で、インチョン経由デンパサールに深夜の00時到着。入国手続きを済ませると01時を回りホテルまでのタクシー無事手配できるか不安。空港ロビーのカウンターでタクシーのチケット購入したもののどうやってタクシーを探して乗ったらいいか分からない。

 

実は、メールでホテルに送迎タクシーを手配してほしいと頼んだのですが、空港でタクシーのチケット買って乗るしか方法がないとの返事でした。建物の外に出ると人が寄ってきた。その後を着いていくとタクシー乗り場。チケット番号とタクシーの番号が合っていた。小型タクシーのトランクに何とか自転車2台納まりホット胸を撫で下ろす。空港から600mの所にあるホテルに到着すると02時を過ぎていました。

 

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     折り畳み自転車

 

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       深夜のデンパサール空港