4/26 博多~壱岐~対馬~釜山~博多 自転車旅の終わり

晴。9時出発。宿のオーナーに教えてもらった新幹線博多駅への川沿いの裏道を走る。ちょうど自転車での通勤時間帯と重なる。狭い道なのでぶつかりそうになる。筑紫口から新幹線乗り場まで距離が短いので助かる。また切符購入、みどりの窓口もあるので便利。09:47発さくら、新神戸で岡山発ひかりに乗換、15:22新横浜到着。

 

博多~壱岐対馬~釜山~博多、朝鮮通信使が辿った道を自転車で走る一人旅、無事終了。総走行距離120kmでした

4/25 無事、博多到着

快晴。朝食後ゲストハウスから歩いて直ぐの龍頭山公園を散策、釜山タワー(118m)に上る。展望台からの眺めが素晴らしい。宿に戻り荷物をフロントに預けチェックアウト。国際市場、チャガルチ市場を散策。フロントで教えてもらった店で土産用のお菓子と化粧品を買ってゲストハウスに戻る。

   

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   おいしい朝食。パンここで焼いているようだ

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   小高い丘の上にある龍頭山公園

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   舜臣将軍銅像と釜山タワー    

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   釜山タワー展望台からの眺望

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    国際市場

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   チャガルチ市場への入口   

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   チャガルチ魚市場の屋内   

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   チャガルチ魚市場の屋外

   

13時過ぎ、国際旅客ターミナルに向けて出発。昨日ルートを下見してあるのでスムーズに走れ14時前にターミナル到着。15:50発、JR九州の高速船ビートルで博多行きの船に乗る。運賃、124,300+10,000(手荷物料金)ウォン。これで釜山到着に両替した日本円3万円を全てきれいに使い果たした。

   

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   ゲストハウス前。お土産の買い過ぎ

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   地下鉄南浦洞駅へのエレベータ

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   以前はこの辺りが国際旅客ターミナルだったと記憶

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   国際旅客ターミナルへ続く自転車道

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   乗船開始を待つ

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   ビートル号

 

慰安婦問題のぶり返し、北朝鮮の核実験・挑発問題で一気に韓国に対する興味が失せてしまっていたが、今回親切な若者との交流を通じて、是非ともまた韓国を旅してみたくなった。

 

19時博多港到着。夕暮れのせいもあるが、薄暗い博多港に着くと発展を続ける釜山との格差を嫌でも感じざるを得ない。壱岐に行く時のターミナルと別の場所で戸惑ったが、途中夕食にラーメンを食べ、20時ゲストハウス湊に無事到着。日本人宿泊客は他にいない。他は外国人旅行客。23時の消灯時間まで宿のオーナーと会話が進んだ。

 

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   博多港無事到着。釜山に比べると随分寂しい

 

(宿泊:博多、ゲストハウス湊 自転車:5km)

4/24 釜山に戻る

小雨。昨夜、他に宿泊客の気配なし。4Fで朝食。コンロの使い方が分かったので目玉焼きとトースト。12:50発の汽車に乗り釜山に戻る。

 

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   泊まった順天駅近くのゲストハウス

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   順天駅前。どこでも漢字、英語併記だと助かるのだが。

 

終着駅に到着。てっきり旅客ターミナルに近い釜山(プサン)駅だと思っていたら釜田(プジョン)駅。ほとんど漢字表記がなくハングル表記なので、ハングル文字を見て漢字若しくはアルファベットが頭に浮かばないと何が何だかさっぱり分からない。

   

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   釜田駅

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   釜田駅前

 

地下鉄で釜山駅に出る。そこから旅客ターミナルへは遠くない。明日の道順確認のため旅客ターミナルからゲストハウスまで歩いて帰る。ターミナル前の広い道路、8年前自転車で走った記憶がおぼろげながら蘇ってくる。途中、地下鉄南浦洞駅の直ぐ近くの日本式商家建築がまとまって残っている乾燥魚物都売市場に立ち寄る。   

   

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   国際旅客ターミナル

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   国際旅客ターミナル前の大通り。8年前とは様変わり   

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    乾燥魚物都売市場  

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ゲストハウスのフロント女性二人とも若かくて親切。一人は大学で日本語を習ったといい流暢な日本語を話す。日本にもよく旅行に行っているという。2Fは女性専用、3Fは男性専用となっている。宿泊客は多くなさそうだ。前回は2段ベッド、8台の8人部屋を1人占めできたが、今回はもう一人と共用。

 

ゲストハウス周辺は食事処が一杯ある。日本料理店の名前もたくさんある。夕食はフロントの女性に教えてもらったスンドゥブを食べに行く。あまり宿泊客はいないようだ。

 

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(宿泊:釜山 ゲストハウス the local 16,800ウォン+5000ウォン(朝食) 自転車:0km)

4/23 順天2日目

 

朝起きて窓を開けると天気予報通り雨が降っている。4Fが食堂。冷蔵庫には食パン、牛乳、卵が入っている。電気コンロの使い方が分からない。昨日対応してくれたスタッフは不在。どうも別の所にいて必要な時だけ顔を出すみたいだ。食パンだけ頂く。

 

雨ではどうしようもない。連泊し明日釜山に戻ることにする。11時過ぎにスタッフが顔を出す。ほとんど英語が通じないが親切なお兄さんだ。雨の中の観光スポットを尋ねると、順天駅前から出ているバスで郊外の仙岩寺でも行ったらどうですかと言ってバス時間を調べてくれる。午後からそこへ行ってみる。

 

路線バスで見知らぬ土地で言葉が通じないところでの旅は大変だ。雨のせいか観光客らしき人はいない。運転手は不愛想、どこで降りたらいいのか尋ねるのも億劫になる。町中を離れ人気のなさそうな風景が広がって来ると不安になってくる。1時間ほど走ったところでお寺らしきものが見えたので運転手に確認すると、仙岩寺だというので下車。

 

  

 

他に降りる人はなし。バスはそのまま折り返して来た道を戻って行った。時刻表を確認。40分に1本。観光団体バス客が訪れていた。山寺への長い参道は色鮮やかな緑の木々で覆われ中々の風情である。

 

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境内は、満開時にはさぞかし見事であったであろう櫻それとも梅(?)の花が下に散っている。つつじが満開。寺を1時間ほど散策、バスの時刻に合わせバス停に戻る。

 

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バスに乗り、10,000ウォン紙幣でバス料金支払おうとしたら売店で両替して来いと言われ、売店で頼むと両替拒否され、仕方ないので水を1本購入。これまでのところ総じて年配の人は不愛想だ。バスに乗った駅前で降りたいが、循環路線バス。乗った時とルートが同じでない。バスの液晶画面に駅名がハングル文字で表示されるが、文字が読めないことにはどうにもならない。降りる駅を探し当てるのも厄介だった。夕食は昨夜と同じ食堂で、キムチチゲ6,000ウォン。

 

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(宿泊:順天 Station Guest House 15,000ウォン(朝食込) 自転車:0km )

4/22 順天

8時から朝食と聞いていたのだが、2Fフロントは人気なし。フロントの電話を架けても応答なし。どうしたものかとイライラが募る。20分くらいしてから従業員の若いお姉さんが朝食は地下だよと言ってくる。ワインが一杯置いてあり、テレビ・ソファもある広々としたところ。ボリュームたっぷりのサラダ・パンのおいしい朝食。朝食組は後から来た女性一人だけ。

 

昨日まで晴天続きだったが今日から天気は下り坂、今日は曇のち雨、明日は100%雨、明後日は50%。お姉さんに相談。24日に釜山に戻ってくることにし自転車と要らない荷物を宿に預け、バスで順天あたりまで行って見ることにする。

 

バッグから必要最低限のものを取り出し、バッグを2Fフロントに預ける。といっても名前を書いたタグをバッグに付け、フロント前のフロアに置いておく。(24日に戻って来た時もそのまま置かれたままだった)自転車は地下への階段横の手すりにロック。

 

11時出発。バスターミナルのある沙上へは地下鉄で行けばよいと教えてもらったので簡単に行けると思ったがとんでもない。まず切符の買い方が分からない。無人機械しかない。行き先の駅名を選択する方式ではなそうだ。もしそうだったとしても、駅名はハングル表示のみで漢字で書かれていないので、人に聞くしかない。

 

近くの売店の女性に地下鉄マップを見せて買ってもらった。乗り換えなければどこで降りようと均一料金、別の路線に乗り換えると追加料金。何回乗り換えるかで料金が異なる。路線は4本しかなく乗換駅は8つしかない。多分どんなに多くても3回乗り換えれば目的地に着くようになっている。

 

乗換駅でないところは進行ホームと入線ホームが別々。進行ホームと逆の改札口に入ると、一旦改札口を出て入り直す羽目に。無人改札だから機械的に切符が回収され再度買い直して別の改札口から入るしかない。右往左往してようやく状況を理解するまでに時間がかかった。

せめて英語か漢字で書いてあればどちら方面か分かるのだがハングル文字ではどうにもならない。文字だけを見ると、とても漢字を共有する隣国だとは思えない、どこか遠い国のように思えてくる。

 

沙上駅からバスターミナルまでは歩いて直ぐ。小雨が降りだしていた。13時発、順天行きのバスに乗る。11,000ウォン。これまで会った若者は親切な人が多い。同じバスで出会った女性は、九州を旅した時に日本人に親切にしてもらったといい、順天でのゲストハウスをネットで調べてくれた。

 

15時半、順天到着。ターミナル内の観光案内所で見所を教えてもらう。日本語が通じたので助かる。夕方まで時間があるのですすめてくれた「愛と野望」のロケセットを見に行く。路線バスを教えてもらったが、英語が全く通じない。バスに乗り郊外に出たところで運転手にXXXへ行きたいと言って地図を示したら、ここだと言って降ろされたが殺風景な所でどこへ行ってよいか分からない。

 

バス停にいたおばさんに聞いてもチンプンカンプン。通りがかりの人に聞いて反対方向のバスに乗ったことが分かった。言葉が通じないのはつらい。道を渡り反対方向のバスに乗る。言葉は通じないが親切な運転手。目的地で降ろしてくれる。

 

それからも苦難は続く。バス停から歩いてようやく辿り着いたと思ったらロケセットは17時で閉館だと言う。地球の歩き方には18時とあるので回れる時間があると思ったのだが。仕方なくバスで戻ろうと財布を見ると50,000ウォン紙幣しかない。バス料金は1,300ウォン。これではバスに乗せてくれるとは思えない。

 

歩いている子連れのお母さんに近くにスーパーを訊く。この近辺には店はないと言う。50,000ウオン紙幣を見せて手ぶりで事情説明。意味が通じたようで、バス代の1,300ウォンを財布から出して渡してくれる。お返しするものは何もないから只々頭を下げてお礼を言うしかない。本当に助かった。

 

乗ったバスが、来る時に乗った同じ親切な運転手。順天駅前で降ろしてもらう。18時を回る。宿探し。観光案内所で教えてもらったゲストハウスへ行ってみるが鍵がかかっていて中に入れない。諦めて近くで見たホステルへ行って見るが、廃業したのか電気が付いていない。

 

途方に暮れ、IFのカフェで宿を訊いてみる。近くに教えてもらったところへ行ってみると同じように電気が消えている。カフェに戻り事情説明。インターネットでゲストハウスを調べてくれ、しかも電話して連れて行ってくれた。仕事中にも拘わらず本当に親切なOLに助けられた。

 

夕食は歩いて30mほどの食堂でクッパ6,000ウォン とても美味しかった。ゲストハウス、宿泊客は隣の部屋に男性一人だけ。各部屋に2段ベッドが1つ。床暖房。一人で一部屋使えたので洗濯して床に並べて乾かす。

   

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   本日の夕食

 

(宿泊:順天 Station Guest House 15,000ウォン(朝食込) 自転車:0km )

4/21 釜山

晴。9時、国際ターミナル前は韓国人団体観光客で一杯だ。夕方16時発、釜山行きの高速船ビートルの予約をする。宿に戻り、ネットで釜山での宿探し。チャガルチ市場近くのゲストハウスを予約。チェックアウトを済ませホテルのロビーでネット検索していたのだが、11時から韓国人団体さんが食事に来るので席を空ける。しばらくして続々と老若男女の団体さんがやって来た。その数、その威勢のよさに圧倒される。

 

現場を切り盛りしているのは60過ぎのおじさん・おばさん、若者は都会に行ってしまい親を呼び寄せるケースも増えていると聞いたが、この先10年20年大丈夫か、どうなるのだろうと思ってしまう。

 

出港まで時間があるので、島の高台にある韓国展望所へ行ってみる。アップダウンが続く道だ。対馬どこを走っても立派な舗装道路が延びている。トンネルも多い。しかし田舎で歩いている人に出会うことはあまりない。

最近はその公共工事も随分と減ったそうだ。韓国展望所から気象条件が良ければ釜山の街並みが望めるそうだが残念ながら全く見えなかった。日本人観光客は、最近下関から転勤になったというカップルだけであとは全て韓国人観光客だった。

 

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   左の小高い丘の頂上に豊砲台跡が残されている

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   韓国展望所へ続く道

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   韓国展望所から釜山方面を望むが、霞んで全く見えない

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16:00定刻比田勝出港。釜山まで運賃7800円(自転車手荷物有料)。ほぼ満席、そのほとんどが韓国人。17:10釜山着。8年ぶりの釜山。旅客ターミナルとその周辺は様変わり。場所も移転していた。その発展ぶりに目を見張る。ATMでキャッシング、何度やってもダメ。隣りの銀行で日本円3万円をウオンに替える。

 

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   ビートル号   

 

自転車でゲストハウスまで走ろうと思ったが、観光案内所でトラックが行き交い危ないので、シャトルバスで地下鉄中央駅まで行きそこから自転車にした方がよいとすすめられる。地下鉄市口でバスを降りる。何度も通ったはずだが全く記憶が蘇ってこない。地図を頼りに走り出す。

 

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   広い道路でとても自転車で横断できそうにない 

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   エレベータで反対道路へ渡る

 

ゲストハウス近くで道を訊いたおばさんが親切にも電話で場所を調べてくれ、宿まで案内してくれる。道が複雑でとても一人では探し当てることは不可能だった。綺麗なゲストハウス。8人ベッドだが他に泊り客はいないので部屋を独り占めだった。

 

宿の周りは国際市場の近くでお店が立ち並ぶ人通りの多い一画。夕食は屋台でトッポキとジヂミを食べる。ゲストハウスの従業員、若いお兄さんで日本語が話せる親切な人。日本にも行ったことがあるとのこと。

   

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   大勢の人が行き交う

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(宿泊:釜山 ゲストハウス the local 16,800ウォン+5,000ウォン(朝食) 自転車:21km)

4/20 対馬2日目 

晴。8時出発。09:40万関橋、16km。上島と下島を結ぶ橋。元は陸続きだったが明治時代に海軍が戦艦の通り道として分断したために橋が架けられたそうだ。韓国人団体バス観光客が歩いて渡っていたので記念写真を撮ってもらう。

   

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    厳原、柳屋ホテル前

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     上島と下島を結ぶ「万関橋」

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    万関橋 自転車愛好家だという韓国人旅行者

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    艦船が出入りできるように開削され造られた狭い海峡

 

11:15国道382号線と県道39号線の分岐点(厳原から30km)。分岐点にあるガソリンスタンドで話を聞く。

382号線は道幅が広く道中お店があるが比田勝までの距離が長い。一方、海岸線沿いの39号線は道幅が382号線より狭く、道中店は少ないが比田勝への距離が短い。どちらもアップダウンの道が続くことには変わりない。

観光案内所が閉まる17時半までには比田勝に着きたいので39号線を走る。寄ってみたい和多都美神社は382号沿い。往復で1時間半~2時間のロスになるので諦める。

三陸海岸線のように上っては下りの道が続く。途中のバス停にはベンチがあるので一休みに最適。何度か利用させてもらった。

14:40樹齢1500年日本最古の「琴の大銀杏」(厳原から60km点)その先は海沿いに茂木浜を抜けて比田勝に出る。茂木浜には日露海戦で沈んだナヒモフ号を引き上げた時の砲身が展示されている。

   

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    樹齢1500年、琴の大銀杏

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    ナヒモフ号の砲身とロシア将兵上陸の碑   

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    アップダウンの道が続く

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17時比田勝の町に入る。韓国人観光客で一杯。フェリーターミナル内にある観光案内所で宿を探してもらう。ターミナルから直ぐ目の前の対馬プラザホテルに部屋が取れた。

 

そこから3kmほどの三宇田に温泉浴場があるというので自転車で出かける。フロントで韓国人団体さん8人が入っていますが、いいですかと了解を求められた。お店は韓国人で一杯、風呂も然り。しかも声も大きいので地元の人の足が遠のいているのだろうか。日本人の大好きな温泉場に日本人の姿が見えないという不思議な光景。

 

風呂を出ると19時半、辺りは真っ暗。帰りにスーパーに立ち寄る。店内の買い物客はほとんどが韓国人。店内では飲食しないで下さいとハングル併記でレジに張り紙がある。町の人に聞いてみると少子高齢化、過疎化が進む中、韓国人の団体観光客が急増。それに伴い、特に週末には日本人観光客は宿が取れないとか、レストランでも席がないとか、宿泊施設などへの韓国資本の急増といった状況が生じているそうだ。

   

   

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    比田勝湾に沈む夕日

 

(宿泊:比田勝 対馬プラザホテル 6,250円朝食付き 自転車:93km)