4/20 対馬2日目
晴。8時出発。09:40万関橋、16km。上島と下島を結ぶ橋。元は陸続きだったが明治時代に海軍が戦艦の通り道として分断したために橋が架けられたそうだ。韓国人団体バス観光客が歩いて渡っていたので記念写真を撮ってもらう。
厳原、柳屋ホテル前
上島と下島を結ぶ「万関橋」
万関橋 自転車愛好家だという韓国人旅行者
艦船が出入りできるように開削され造られた狭い海峡
11:15国道382号線と県道39号線の分岐点(厳原から30km)。分岐点にあるガソリンスタンドで話を聞く。
382号線は道幅が広く道中お店があるが比田勝までの距離が長い。一方、海岸線沿いの39号線は道幅が382号線より狭く、道中店は少ないが比田勝への距離が短い。どちらもアップダウンの道が続くことには変わりない。
観光案内所が閉まる17時半までには比田勝に着きたいので39号線を走る。寄ってみたい和多都美神社は382号沿い。往復で1時間半~2時間のロスになるので諦める。
三陸海岸線のように上っては下りの道が続く。途中のバス停にはベンチがあるので一休みに最適。何度か利用させてもらった。
14:40樹齢1500年日本最古の「琴の大銀杏」(厳原から60km点)その先は海沿いに茂木浜を抜けて比田勝に出る。茂木浜には日露海戦で沈んだナヒモフ号を引き上げた時の砲身が展示されている。
樹齢1500年、琴の大銀杏
ナヒモフ号の砲身とロシア将兵上陸の碑
アップダウンの道が続く
17時比田勝の町に入る。韓国人観光客で一杯。フェリーターミナル内にある観光案内所で宿を探してもらう。ターミナルから直ぐ目の前の対馬プラザホテルに部屋が取れた。
そこから3kmほどの三宇田に温泉浴場があるというので自転車で出かける。フロントで韓国人団体さん8人が入っていますが、いいですかと了解を求められた。お店は韓国人で一杯、風呂も然り。しかも声も大きいので地元の人の足が遠のいているのだろうか。日本人の大好きな温泉場に日本人の姿が見えないという不思議な光景。
風呂を出ると19時半、辺りは真っ暗。帰りにスーパーに立ち寄る。店内の買い物客はほとんどが韓国人。店内では飲食しないで下さいとハングル併記でレジに張り紙がある。町の人に聞いてみると少子高齢化、過疎化が進む中、韓国人の団体観光客が急増。それに伴い、特に週末には日本人観光客は宿が取れないとか、レストランでも席がないとか、宿泊施設などへの韓国資本の急増といった状況が生じているそうだ。
比田勝湾に沈む夕日