4/1 最南端へ向けて出発!
昨夜ネットでホテルを予約した際に宿泊日を1日間違えてしまい、フロントで掛け合ってもらおうにも言葉が通じない。宿泊客に中国語が話せる日本人がおり、その人に電話でテェックインを今日に変更してもらう。
センターホテル
朝方降っていた雨も上がりどんよりとした曇り空。8時半出発。17号線、1号線、26号線を走る。曇り暑くなくしかも道路はフラット、とても走り易い。ひたすら南下。カミさんの計測器、電池交換してみたりあれこれ試行錯誤を繰り返すうちに起動し始めた。
今日から台湾は4連休だそうだ。そう言われると南に向かう自家用車が多い。台湾に来て初めて荷物を積んで走るサイクリスト達に出会うようになった。「加油」と声をかけてくれる者もいれば、一言も発せずさっと追い越して行く者もあり。2日前からペダルを回すと度にカチという音がするようになり、その音がだんだん大きくなりしかも一回だった音が二回になってきた。
これが菱角
17時20分ホテル到着。シャワー浴び、夕食に出かける。ホテルの周りは店らしきものはなし。薄暗い通りを歩いて10分ほど行くと商店街、それなりにお店があり夕食にありつけた。711で自転車屋さんの場所を教えてもらう。
4/1 9日目(雨後曇り・高雄~恒春96㎞)宿:Love Me Resort 7919円(朝食付き)
3/31 海岸線の自転車道、海が見える!
8時半ホテル出発。昨夜は暗くてよく見えなかった台南大天后宮などの史跡に立ち寄る。徒歩で台湾1周している台湾人青年と記念写真。
50日で台湾一周すると言う
17号線を走りそのうち海岸線沿いの自転車専用道に出る。台湾に来て初めてみる海。数キロほどだが海沿いを走るが、そのうち内陸部の1号線に入る。高雄市に入ると交通量が激しくどこを走っているか分からなくなる。
海岸線に沿って延びるサイクリングロード
台湾海峡が広がる
愛河沿いを走り中心街に入り、MapsMeを頼りに予約したホテルに18時20分到着。都会を走るのは本当に疲れる。シャワーを浴びてホテルから歩いて数分の六合国際観光夜市で夕食。屋台でのデザートもおいしい。
高雄市内に入る前に立ち寄った「左営蓮池潭」の龍虎塔
大勢の人で賑わう六合国際観光夜市
珍しくアルコールが置いてありました。
8日目(晴れ・台南~高雄68㎞)宿:中央商務大飯店 3146円
3/30 バイクに乗ったおばさんからプチトマトの差し入れ
9時15分出発。1号線をひたすら南下。10:30、20km地点で小休止。それから暫らく走るとバイクに乗ったおばさんがしきりに何か話しかけてくるので道路脇に止まる。そうしたらバイクに積んであったプチトマトを取り出し、これを持って行きなさいと数にして50個以上も頂いてしまった。はっきりは分からないがどうも「疲れているようだからこれを食べて元気出しなさい」と言っているようだ。
嘉義で泊まったホテル前
12時半、メイン通りから100mほど離れた食堂に入り昼食。名物だという牛肉麺を注文。これまでの薄味と違って我々の口に合う。水餃子も美味しい。プチトマトも早速頂く。
台南に近づくにつれ車、バイクがひっきりなし自転車の横を駆け抜けていく。台南の街中に入ると更に交通量が激しく、大きな交差点での左折に気を使う。交差点での右折車にも要注意。何度も立ち止まりながら、16時ホテル到着。
夕食は歩いて直ぐの観光名所「赤崁樓」の近くの食堂で、台南名物の担仔麺。夕食後は台南大天后宮など史跡を見て回るが時間が時間だけに暗くてよく見えない。
担仔麺
7日目(晴れ・嘉義~台南69㎞)宿:Li Duo Hotel 545元(朝食サンドイッチ付)
3/29 お祭りだ!
10時チェックアウト。近くの食堂で台湾式の朝食。お店の人、皆とても親切で陽気。本当なこんな町でもう一泊のんびりしたいところ。次いで昨日夕方立ち寄った自転車屋さんへ。昔、台北で日本語を習ったことがあるそうで片言の日本語が話せる。動かなくなってしまったサイクルメーターについて相談したが、やっぱりダメでした。ブレーキ調整無料でしたもらう。
民宿前
JIANT自転車ショップのご主人
今日は「媽祖」さんを祝うお祭りの日だそうだ。「福興宮」の前は大勢の人出。巡礼の姿姿の人もたくさんいる。西螺は醤油で有名な町というので丸荘醤油の工場を見学。入場料は無料、見学者は我々だけ。
丸荘醤油
1940年頃に建てられた古い洋風建築が軒を並べる
12時西螺出発。途中711で一回休憩、関東煮のおでん食べる。味がやはり薄味だ。ひたすら1号線を走り、16時半嘉義到着。夕食は嘉義名物の鶏肉飯、麺、貢丸湯。でも我々にはちょっとお味が薄いかな。夜市見物して宿に戻る。
嘉義駅前
嘉義名物の鶏肉飯
夜市 どら焼き
6日目(晴れ・西螺~嘉義46㎞)宿:Nanka Express Hotel 800元(朝食付)
3/28 親切な人からの差し入れにびっくり!
9時20分出発。直ぐ近くの孔子廟を見学。MapsMeのルート案内に従って走り台中市の郊外で1号線に入るが、途中道を間違えて人に尋ねたり、立ち止まってルート確認したり、大都会を走るのは疲れる。
おしゃれなでモダンなホステル
12時過ぎ彰化市の街中に入ると車の排気ガスに気分が悪くなる。鉄道駅近くに食堂街を見つけそこで昼食。隣の席にいたおばさんから、蓮霧という果物の差し入れがあった。三角形の形をした美味しい果物である。
こうしていたら隣りのおばさんから差し入れ
食事を終え出発前
食事を済ませ、街角にいたお兄さんに1号線、西螺方面を確認する。お礼を言って15、6分後、1号線を南下していると道路脇で誰かが手を振っている。知り合いもいないし人違いだろうろそのまま通過。カミさんは訳が分からず取りあえず停車。すると何と先程のお兄さんが我々に飲み物とフルーツの差し入れするために手を振ってくれていたのだ。それも別れた後、コンビで買って来て先回りして待ってくれていたのだ。
飲み物とフルーツの差し入れ
話を聞くと2ヶ月前新婚旅行で日本へ行ってきたと言う。たとえ日本での楽しい想い出があったにせよ、初めて会った人に、しかもこちらから道を尋ねた人に。頭が下がる。日本で旅行中の異国の人にこんなことをしたことがあっただろうか。分かれてからファミリーマァートで有り難く頂く。
途中、711で一回休憩した後、17時半西螺到着。こぢんまりとした町。「後街童話民宿ホステル」が満室、別の民宿を紹介してもらう。道を訊いても皆親切に教えてくれる。最後はお兄さんに子供を自転車に乗せホステルまで案内してもらった。夕食は近くの食堂で酸棘湯、小龍包、水餃子。どれもおいしい!
音楽を奏でています
3/28 5日目(晴れ・台中~西螺・走行65㎞)宿:民宿ホステル、1000元
3/27 台中、夜市散策
09:45出発。1号線を南下。海岸線から遠く離れ代わり映えしない風景が続くが道路幅は広く自転車には走り易い。12:00三義の町に入り食堂で昼食。
三義の食堂での昼食
台中市内に入ると、交通量が激しい上に道路が複雑に入り組んだりしているので、目的地近くについても予約したホステルを探すのが大変である。何度も訊きながら最後はその場所まで案内してもらい、16時ホステル到着。
同じビルの敷地にはレストラン、オープンカフェもありとても便利なところ。コインランドリーもあり台湾へ来て初めての洗濯。洗いとドライで1時間、100元。洗濯後歩いて夜市に出かけて夕食。店に入ってもオーダーの仕方がよく分からないので一苦労。
好きなものを選んで、座って待つ
数種類の中から好みの麺と具を選ぶ。理解するまでに時間が掛かりました。
4日目(晴れ・苗栗~台中・走行52㎞)宿:Taichung Calfhouse 2532円
3/26 今日も親切な人にお世話になりました
9時半出発。1913年竣工、今なお荘厳な風格をまとっている新竹駅舎、東門城など見て回った後、朝粥を食べたくて食堂に立ち寄る。隣り合わせた半導体メーカーの日本企業に勤めている沈さん、親切な方で本日予定の苗栗までのルートを教えてもらう。
新竹駅
駅前に懐かしい「SOGO」の文字を見つけました。
食堂の調理場
朝食。
食堂で別れたはずが、10kmほど走りセブンイレブンで雨宿り・休憩していたら突然現れる。道に迷っていないか心配で見に来ましたと、レインコートまで持って来てくれたのには頭が下がる。そんなにしてもらわなくてもと言うと、日本での出張の時には日本人に助けてもらったからだと。昨日もATMで親切な台湾の人に道を教えてもらったが、本当に親切な人が多い。
17時苗栗駅到着。駅のインフォメーションで宿紹介してもらう。1950年創業の古いホテル。館内には創業時の写真、当時使用していた設備などの懐かしいものが展示されている。夕食は直ぐ近くの食堂で済ます。
本日の夕食
3日目(雨・新竹~苗栗・走行43㎞)宿:新興大旅社 1000元