4/3 峠越え、東海岸へ
9時出発。風が強く、しかも向かい風。途中、琉球人が殺害され近代日本最初の海外出兵のきっかけとなった牡丹社事件、その琉球人54名の墓所を通り4㎞で四重渓温泉に着く。40年以上前に一度来たことがあるが、全く記憶に残っていない。
Nest Hotel 前
大日本琉球藩民五十四名墓
時折、怖くて前に進めなくなるほどの凄まじい突風に煽られる。10時、牡丹社事件があった石門古戦場跡に着く。記念館あり詳しい説明文が書かれているが残念ながら意味は全く分からない。
牡丹社事件について描かれている
牡丹を過ぎると徐々に勾配がきつくなりくねくねした先の見えない上りが続く。もっと急勾配を想像していたので気分的には楽である。その後なだらかなアップダウンが続く。
麓が牡丹
小学校。カラフルです。
大武方面への分岐点では何やら数名が話していた。その中には追い越された台湾人サイクリスト、徒歩で台湾旅行中日本人青年もいた。直ぐ近くに食堂があり。途中、スケボーで旅をしている福建省からの交換留学生の林君に会う。スケボーとはいってもメチャクチャ速い。山道を最後は高低差470mを一気に、9kmほどはあろうかくねくねの長い長い坂を下り、自転車で走っていても恐くて堪らなかったが、何と数分後に林君が追い付いてきた。時速40km以上でもゴム靴でスピードをコントロールしているので、脇を自動車が走っていても大丈夫だというが信じられない。
旅に出て10日目のスケボー、林君
荷物はテント以外にほとんどなし
ライダー用の無料休憩所
今やライダーに必須のスマホ用でしょうか
水だけでなく熱いお湯も飲めます
16時半大武の町で見つけた海岸沿いのホテルに投宿。今日も夕食は魚料理。隣り合わせた高雄で自動車部品の会社を営んでいるという台湾人の方から「もうお腹が一杯で食べきれないのでもしよかったら」とビールと魚料理の差し入れがあり。
ホテル前の道路ははもの凄いスピードで車が走っていくので渡るのがおっかない。ホテルの隣りが711なので何かと便利。Wifiを使おうとすると店員にパスワードを都度聞かないといけないのが面倒ではあるが。
道中、追い越されたChun君から台東、21:20到着とLineにメールあり。また、Max君ら環島グループからもメールが入っていた。
11日目(晴れ後曇り・車城~大武56㎞)宿:華園大旅社 700元